音楽ファシリテーター みのうらやすよ(Cumin)による
多様なスタイルによるmusic makingの場作り。
音楽で人と人をつないでいます。
Rhythm Kids ドラム購入について
Level 2 受講生は、生徒お一人につき一台、ジャンベを購入いただき、毎週のレッスンにご持参いただきます。
ご家庭で練習していただきたいからです。(宿題が出ます)
どんなジャンベを買われるのかは自由ですが
サイズ8インチ以上のもの。推奨サイズは10インチのものをお願いします。(サイズは太鼓の直径です)
「ジャンベ」もしくは「ジェンベ」(djembe)は大別すると2種類あります。
A アフリカもしくは東南アジアで作られた木製の胴、ヘッド(打面)は動物の皮(多くはヤギ)が張られたもの。
ヘッドはロープで締めてチューニングするようになっている。
良い点:
皮のヘッドは適度な弾力があるので、合成のヘッドと比べると手が痛くない。音色も(好みだが)合成のものより温かみのある音がする。
マイナスポイント:
皮のヘッドは湿気や水分に弱い。またロープで締めてあるので、緩んで来たら自分で締め直しをしないといけない。破れたらヘッドは交換可能だが、1万円以上かかる。木製のため重い。
*インドネシア製のジャンベは安価だが、工場で大量生産されている。
ヘッドも化学薬品で処置してあり、薄くて破れやすい。ボディも当たり、ハズレがある。
*アフリカ製も色々あって、一概にはいえない。信頼の置けるショップで購入することをオススメします。
B 楽器メーカーの出しているもの。胴もヘッドも工業製品であるものと、ヘッドだけ動物の皮を張ったものがあります。素材は各社様々です。またチューニングも不要なもの、ネジで行うもの、ロープで行うものなど様々です。
良い点:
木製に比べて、扱いが気楽。合成素材のヘッドは丈夫。物にもよるが、木製より軽い。
マイナスポイント:
音色(好みだが)は高音域の倍音を含むので派手さはあるが、木製の品と比べると豊かさがない。
オススメはチューニングの不要な合成素材のものです。個人的にはREMO社(レモ)のものが一番丈夫で扱いやすいと思います。


クラスでレンタルとしてお貸ししているREMOのカラフルなジャンベ(フェスティバルジャンベMサイズ・レインボー)は残念ながら廃盤となりました。探せば国内にまだ在庫はあるかもしれませんが。。。あっても高値になっているようです。
モデルチェンジ後の新しいフェスティバルジャンベは、くすんだ色味で、あまり子供っぽくないデザインです。でも低音はすごくいいです。高音は丸みがあり、キンキンしない耳障りの良い音に仕上がってます。床に着く部分には硬質なゴムがつけてあり、フローリングの床を傷つけません。見た目より軽いです。
大きな音が出ないので、マンションにお住いの方にはオススメのタイプです。価格は2万越えになるので、ちょっとお高いのが難点です。
「子どもが続けられるかどうかわからないので、レンタルできませんか?」というご質問もいただきます。
レンタルは回数に関わらず、
1ターム お一人5000円
(教室での使用のみ)
メルカリやヤフオクで見ていただければわかりますが、オススメしているREMOのものは人気で、あまり値が下がりません。もしも飽きてしまったら販売してしまうことも可能です。
お家でトム先生の動画を見て、練習してくることがとても大切ですし、自分の楽器で行うことでモチベーションも違ってきます。
商品名:フェスティバルジャンベ
カラーは3タイプ。選べます。
「カフェ」「モラド」「ロイヤルブルー」
商品名:キッズジャンベ
8インチで、小さいです。ギリギリOKのもの。小柄なお子さんならこれでも大丈夫です。

黒のアドヴェントジャンベ10"(画像右側・白ヘッド)については並行輸入品が「サウンドハウス」にて扱いがあり、ここはかなりお安いです。リンクはこちら
難点は床に着く部分がむき出しで、またサイドにも金属の出っ張りがあることで、フローリングの床に傷をつける可能性があります。この機種を使われているファミリーの中には、髪用のターバンをサイドや底にはめてカバーしていらっしゃる方もあります。
さてサウンドハウスで注文する場合の注意:在庫ではなく「取り寄せ」ですと米国より取り寄せになり、時には2−3ヶ月かかるようです。注文前によく確認してくださいね。
商品が届くまで、クラスでレンタル品を用意しますが、体験会以降は別途有料となります。
Yahoo, 楽天などでもいくつかのショップが安く出しています。
イケベ楽器(yahoo)
ご自分でも検索して探してみてください。
NGなもの
「ミニジャンベ」は小さすぎます。一万円以下のものは大抵小さすぎるものであることが多いです。
REMO以外にも楽器メーカーからジャンベが出ています。
TOCA社(トカ)やマイネル社などのものについては、自分が使ったことがなくて使用感がわかりません。
特にTOCAのものは、価格が手頃ですね。軽量のプラスティックボディに山羊皮が張ってあります。
皮なので、前述したように湿気や水分に弱いこと。ロープで締めるタイプです。
個人的な印象としては、こちらの製品は耐久性という点では、REMOに敵わないのではないかと思っています。
ですがお安くて、軽いのでお好みでこちらを買われても、構いません。
TOCAを買われるのでしたら、できればボディが木製のシリーズの方がオススメです。(重くなってしまいますが)
一つだけ、ヘッドにまで柄のプリントがしてあるシリーズは、とても安価ですが避けた方が良いと思います。ヘッドが薄いフィルムのような素材で耐久性が低いです。これを買った仲間たちは皆、「二度と買わない」と口を揃えて言います。
お願い:ロープチューンのタイプを買われた場合、ロープの締め直しの依頼はお受けできません。万一、皮のヘッドが破れた場合、張替えをしてくれる腕のいい方には紹介はいたします。
なお、店頭で試奏して買いたい、というお声も聞きますが、名古屋ではほとんど取り寄せになりそうです。
REMOはヤマハが取り扱いをしています。